アイドルの話。

乃木坂46と欅坂46と関ジャニ∞にハマった人の話

惑星タントラが好きすぎる件について

 

MONDO GROSSOさんにボーカリストとして、乃木坂46から齋藤飛鳥が参加することになったのはひと月前くらいですかね。公式の発表をみたとき、恥ずかしながらMONDO GROSSOさんのことはほぼ知らないに等しかったのですが、それでも飛鳥ちゃんが何かすごいことにまた関わっていることはわかりました。

 

惑星タントラ という曲名でまずしびれました。

齋藤飛鳥さんって宇宙が似合うと思ってる。橋本奈々未さんも宇宙が似合うと思ってました。纏う雰囲気も、顔立ちも、同じ人間と思えないくらいハッとするほどの美しさを感じさせられる時がこのお二人には多々ある。

ちなみに松村沙友理さんは太陽で白石麻衣さんは月です。御三家の壮大さアンド素晴らしさ。

 

オシャレという一言で惑星タントラという曲を片付けるのはあまりにも失礼だと思うので、細かな感想を。あくまでも個人的なもので。

 

まずMVの入り。飛鳥ちゃんにあのスタイリングをしたのはどなたでしょうか。あの髪型にしたのはどなたでしょうか。始まって数秒で思わず口を覆ってしまっくらい好みドンピシャでガッツポーズでした。

顔が可愛いので何しても可愛いんですけど、まだ18歳の彼女が時折見せる儚い色気といいますか、年齢でいえばまだ未成熟なはずの彼女からでる危うさや、普段は見せない抱えた感情からでる静かな訴えが飛鳥ちゃんから全面に出てました。

似合うメイク似合わないメイク、人それぞれたくさんあると思うけど、今回の齋藤飛鳥さんは惑星タントラのボーカリストとしての齋藤飛鳥さんとして顔立ちや表情、出で立ち、雰囲気、所作、全てが十分すぎる魅力でした。こんなに危うい齋藤飛鳥もいるんだぞ、って、去年真夏の全国ツアーを夏シングルセンターとして走りきった可憐な少女が見せる新たな一面としては、既存のファンにも新規のファンにも鮮烈な印象を残したと思います。少なくとも私は鳥肌立つくらい嬉しかったです。

 

僕らは今日もショーケースの中で何かを待っている  と歌う齋藤飛鳥さんを見れてよかったと思います。

美しい人を人形に例えることは多々ありますが、飛鳥ちゃんは時に意図的に無機質になって人形になってる感じがあって、それがまた惑星タントラという曲にぴったりで素晴らしい調和だと思いました。

この歌はアイドル齋藤飛鳥として歌ったわけではないけれど、

僕らは消費されてく  と齋藤飛鳥さんが歌った時ドキッとしました。アイドルは勝手な憶測や噂の渦中にいて、ファンの興味の対象なわけで、まだ幼さも残るメンバーにとってオタクに消費されるような毎日はどれだけのプレッシャーなのだろうと考えることが多かったからかと思います。とにかくその歌詞にドキッとした。

 

殻の中という言葉がまた出ていたように、作詞を担当されたやくしまるえつこさんが齋藤飛鳥という人間をわかってかはわかりませんが、飛鳥ちゃんには殻が似合うのかもしれない。個人的には貝殻の殻の中でじっとしているイメージ。

顔面ドアップのシーンが美しすぎて齋藤飛鳥とはCGなのでは?と思いましたが、ちゃんと去年全国ツアーで見ました。実体でした。

 

やくしまるえつこさんが好きだからというのもあるんでしょうけど、

制服のリボンは秩序のホリック 

この歌詞を歌う齋藤飛鳥さんも最高だなと。

 

決して、ものすごく歌が上手いというわけではないかもしれない。

それでも、齋藤飛鳥さんが今回MONDO GROSSOさんのアルバムに、惑星タントラのボーカリストとして参加させてもらえたのは、彼女が少しずつ影で重ねてきた努力が評価されたからでしょうし、真面目だからきっと忙しい中たくさん練習した、彼女にとって大切な曲の一つなんだろうなと思います。

去年はっきりと、次世代エースとして頭角を現して以来、彼女の中で葛藤も多かったと思うけれど、その分得たものもたくさんあっただろうし、それは乃木坂工事中であったり、アイドルとしてのパフォーマンス以外の部分にもしっかり生きてきてるなはオタクからみてもわかるので、これからもオタクとして齋藤飛鳥さんを応援していこうと思います。あさひなぐもあってすごく多忙だと思うから休みをあげてほしいというのも本音です。